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フィルム・硬質プラの汚れをどう落とす?摩擦洗浄設備の役割と選び方
2026-09-05

廃プラスチックを再生加工する前には、材料表面に付着した泥、砂、細かな異物などを十分に除去する必要があります。

LDPE/PE・PPフィルムやHDPE/PPなどの硬質プラスチックでは、材料形状や汚れの状態によって清掃の難しさが異なります。通常の水洗だけでは落としにくい付着汚れには、摩擦洗浄が有効です。

フィルム・硬質プラスチック用傾斜式洗浄機

通常の水洗だけでは汚れを落としきれないのはなぜ?

フィルムは泥や砂、細かな異物が入り込みやすく、硬質プラスチックも破砕後の表面にほこりやラベル片などが残ることがあります。

こうした汚れが十分に除去されていないと、後工程の選別や乾燥、押出造粒の安定性に影響します。

そのため、汚れの種類と付着状態に合った洗浄方法を選ぶことが重要です。

摩擦洗浄はどのように汚れを落とす?

摩擦洗浄では、材料と設備内部構造との摩擦や水洗によって、プラスチック表面に付着した汚れを分離・除去します。

単純に水量を増やすのではなく、機械的な摩擦を加えることで、泥、砂、表面付着物を効率よく落としやすくします。

材料によって洗浄のポイントはどう違う?

LDPE/PE・PPフィルム

軽く柔らかいため、絡みやすく、材料の間に泥や細かな異物が入り込みやすい特徴があります。洗浄効果だけでなく、安定供給や連続運転も確認する必要があります。

HDPE/PPなどの硬質プラスチック

破砕後の粒径や形状、汚れの付着状態が洗浄効果に影響します。表面付着物が多い場合は、摩擦洗浄と水洗の効果を確認します。

PETフレーク

表面汚れに加え、ラベル片などが残る場合があります。前段の選別や後工程の要求に応じて、複数の洗浄工程を組み合わせます。

どのような場合に摩擦洗浄を強化する?

次のような場合は、洗浄設備や工程を見直す必要があります。

  • 通常の水洗後も泥、砂、付着物が残る
  • 原料の汚れが強い、またはばらつきが大きい
  • フィルムに細かな異物が多く混入している
  • 後工程でより高い清浄度が求められる

重要なのは設備を増やすことではなく、

主な汚れは何か、現在の洗浄方法で十分に除去できているかを確認することです。

摩擦洗浄機・傾斜式洗浄機・ターボ洗浄機はどう選ぶ?

摩擦洗浄機(Friction Washer)は、硬質プラスチックとフィルムに対応し、泥、砂、表面付着物の除去に適しています。

傾斜式洗浄機(Inclined Washer)は、硬質プラスチックとフィルムに対応し、摩擦洗浄と乾燥機能を備えています。

ターボ洗浄機(Turbo Washer)は、摩擦洗浄、高温熱洗浄、すすぎを組み合わせ、PET、HDPE、PPなどの処理に対応します。

設備選定では、材料形状、汚れの種類と程度、処理能力、後工程を総合して判断します。

GREENMAXのプラスチック洗浄ライン

GREENMAXでは、LDPE/PE・PPフィルム、HDPE/PPなどの硬質プラスチック、PETフレークなど、材料の状態や処理能力、後工程に合わせてプラスチック洗浄ラインをご提案しています。

洗浄後も泥、砂、付着物が残る場合や、清浄度が安定しない場合は、実際の材料に合った設備構成についてGREENMAXまでご相談ください。