ロールフィルム、織袋、包装繊維——。柔らかくて“絡む”材料は、破砕工程でいちばんトラブルが出やすいカテゴリです。
「刃に巻き付いて停止」「供給が波打つ」「モーター負荷が急上昇」などが続くと、処理量よりも停止時間のほうが支配的になり、現場は回りません。
そこで検討したいのが、**プッシャー式一軸破砕機(RSシリーズ)**です。RSシリーズは、バルクプラスチック、パレット、バット、フィルム、織袋、包装紙、包装繊維などの破砕・リサイクル用途が示されており、特にロール/束ねたフィルムや梱包材、大きく硬い塊、切断されたパイプの細断にも配慮した設計だと説明されています。
単純にパワーを上げるより、「巻き付きにくい機構」と「詰まり時の復帰(保護)」が重要になります。

RSシリーズでは、以下のような考え方が明記されています。
回転刃の“反転特性”により、モーターを効果的に保護できる旨が説明されています。
巻き付きや噛み込みが起きたとき、無理に押し切るより“戻して解く”動きが効きます。
「特殊なナイフロールデザインにより、フィルムや織りの縛り(巻き付き)を効果的に防ぐ」と記載があります。
PLCプログラム制御で自動的に前後回転でき、安全性・信頼性の向上につながる説明があります。
RSシリーズはフィルムや織袋など幅広い材料が対象に含まれていますが、現場で詰まり方が変わります。

フィルム・織袋の破砕は、“回転させ続ける”ことが成果です。巻き付き防止の考え方、反転による保護、PLCによる自動正逆転など、停止を減らす仕組みを前提に設備を選ぶと、処理量が安定しやすくなります。